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                                -推薦文-

子育て支援担当の行政職員である私は「命の大切さ
や生きること、家族の絆について考える機会を市民
に提供する」という趣旨の事業【大分市  家族の絆
創生事業】を実施するにあたり、出会った作品が
「素敵じゃないか」だった。

長い不妊治療の末に気持ちにすれ違いがうまれた夫
婦と、親になることへの自覚の違いでぶつかるデキ
婚夫婦を二人芝居で描く本作は、作品のテーマはと
ても重いのに、見終わった後の心持は、とても穏や
かだった。

終演後、会場を後にする私の心は、この作品に巡り
あえた喜びで満ちていた。アンケートには、命や生
きること、子供・恋人・夫婦といった、自身を取り
巻く身近な関係に触れた感想が多く綴られ、この作
品が事業の目的を果たしてくれたのだと、改めて感
謝の気持ちでいっぱいになった。

この素晴らしい舞台【素敵じゃないか】が、大分市
を皮切りに多くの市町村で上演されることを心から
願っている。

 

     大分市福祉事務所 子育て支援課 重石多鶴子

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